1.10:00頃に宿泊先のホテルにプライベートカーでお迎えor金沢駅の鼓門の下でお会いしましょう。 堤門のデザインは伝統的な能楽楽器である「鼓」をモチーフにしています。ガラスで作られたもてなしドームは伝統的な鼓門と違和感もなく、訪れた人々を歓迎し、日差しや雨、雪からも守ってくれます。
2.鼓門を見学した後は、江戸時代の藩士のための住居だった長町武家屋敷跡に向かいます。さまざまな屋敷や庭園を巡り、武家道の精神を感じ取ってみましょう。
3.長町武家屋敷から少し行ったところにある金沢聖霊修道院聖堂は、スイス人建築家マックス・ヒンデルが設計しました。大正末期から昭和初期にかけて15年間日本に滞在し、その間各地でカトリックの教会堂建築を多く手がけました。彼の教会堂作品はロマネスク様式を取り入れたものが多く、金沢聖霊修道院聖堂もその一つです。木造で再現されたロマネスク様式と、黒漆や金箔などを使った金沢伝統工芸の技が見事にマッチしています。
4.昼食は、日本料理「せい月」の懐石料理をいただきましょう。
5.昼食後には尾山神社に向かいましょう。神社の神門は、和漢洋の三洋式を混用した門です。ステンドグラスがはめ込まれた神門は極めて珍しいものです。社殿は、廃藩置県後、旧加賀藩士たちは、利家公の功績を後世まで伝えようと明治8年に新築しました。
6.金沢城へ行き、花崗岩の石垣を探しましょう。これらの岩はどうやって運ばれてきたのか?石垣に描かれた文字やマークはどういう意味なのか?不思議なことが多く、思わず石壁と会話ができればいいのに…と思うはず!
7.最後に向かう成巽閣は、江戸幕府終焉の5年前に、前田家十三代藩主、齊泰の手により建立されました。成巽閣は前田家の手によって建てられた建築物の中で、唯一、当時の姿を今に残す建築物です。新しい時代の波に翻弄されることなく今も息づく成巽閣は、建物と庭園が醸しだす静けさの下で、変化の機運が今も渦巻いていることでしょう。
8.ツアーは15:30頃に、現地にて解散となります。


